広告宣伝費ゼロでマスコミに載る広報マーケティングの方法6 マスコミ掲載・やってはいけない「鉄の掟」とは

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広告宣伝費ゼロでマスコミに載る広報マーケティングの方法

6 マスコミ掲載・やってはいけない「鉄の掟」とは

 マスコミに掲載される6つの条件についてお伝えしてきました。ところが、仮にこの条件を完璧に満たしたとしても、これをやってしまうと決して掲載されないという「鉄の掟」があります。

 それは私がB新聞の記者さんに言われた一言に凝縮されています。そのとき私はいつものように新商品のプレスリリースを持参し、その特長・他社との差別化ポイントを一方的に説明していました。消費者メリットやその商品を求める世の中のトレンドにはほとんど触れていませんでした。説明が終わると記者さんは、私がその後一生忘れられなくなったその一言を発しました。

 「広告するなら金をくれ」

 もちろん、記者さんも大人ですから、このままの表現を口にしたわけではありません。正確には「新聞記事で広告をするわけにはいかないんですよ。新聞には広告というスぺースがあるんです。そんなに広告して欲しいんでしたら、お金を払って広告を出してもらえませんか?」
そんなふうにやんわり言われたように思います。というのも、あまりの恥ずかしさに顔から火が出そうだったので、よく覚えていないのです。そもそも前職の広告代理店でまさにその新聞広告を売る仕事をしていたので、新聞に広告スペースがあることは百も承知です。いやそんなことを言わなくても、誰でも新聞に広告スペースがあることくらい知っています。

つまり、記者さんに言われたことは、「記事と広告が違うことくらい、広報PRの基本中の基本だろう。それくらいよく覚えとけ、このど素人が!」ということです。穴があったら入りたい気持ちでした。

このことは広報PRの仕事を長くやっていても、愛社精神にひきずられてついつい自社商品の広告をやってしまいがちですので、特に強調しておきたいと思います。そのために、もうひとつ、忘れられない私の失敗をご紹介します。

それは、C新聞の入社3か月目の新入社員の女性記者に新商品の説明をしていたときのことです。例によってとうとうと自社商品の広告を一方的に語ってしまい、消費者メリットや世の中のトレンドの説明をおろそかにしていました。すると、おもむろに記者さんが言いました。
「中島さん、申し訳ありませんが、ウチは御社商品の広告をするわけにはいかないんです。私は新入社員で入社して経済部に配属になった初日に上司に言われたんです。

「企業の宣伝部になるな」

『いいか、お前は新聞記者なんだ。決して企業の宣伝部になってはいけないぞ。どうしても取材しているうちにその会社に肩入れした記事を書いてしまいがちになる。でもそれをやったらおしまいだ。それは新聞記事ではなく、広告になってしまう。このことは絶対忘れるな』」
自分の娘くらいの入社3か月目の女性社員に、広報PRのもっとも基本となる心構えを教えてもらうはめになりました。このときもあまりの恥ずかしさに穴があったら入りたい気持ちでした。そして、この一言も私が一生忘れられない宝物になりました。

教訓「自分の言いたい広告を言うな」

これが、プレスリリースを書くとき、絶対にやってはいけない「鉄の掟」です。

では何を言うのか?それが記者さんがほしがる情報、つまり「マスコミに掲載される6つの法則」であり、特に①Surprise②News③Socialにその背景となる④Dramaをプラスした情報なのです。すなわち、

教訓「自分の言いたい広告ではなく、マスコミが知りたい情報を届ける」

次回に続けます。

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