事務所立ち上げ秘話

良いものが埋もれてしまう現実・・

広告代理店時代に出会った、東大阪の中小企業が開発した「360度歯ブラシ」は、とてもよく歯垢が取れ、普通歯磨きを嫌がる乳幼児も喜んで進んで歯磨きするようになるスグレモノです。
(私は10年くらい前からいまだにこの歯ブラシを愛用しています)

ただ、営業力がなくて販路が広がらず、広告宣伝費も無いため、ブレイクしていませんでした。
(今では、スーパーなど、かなり販路は広がっているようです)

私は、広報PRの業務からお手伝いしようとしましたが、広告代理店としては手間ばかりかかって儲からないので、会社としてお手伝いすることができず、大変残念な思いをしました。

広告代理店の役割とは?

広告代理店本来の役割とは、消費者の暮らしをより豊かに快適なものにするため、世の中のためになる商品を、売れていない頃からお手伝いしてヒットさせ、それによって自社の売上も上げ、共にパートナーとして成長することだと思っています。

本当は、得意先が苦しい時こそ、銭単位、1円単位の経費削減をして生み出してきた広告費を最小にして最大の売上利益を獲得するお手伝いをするべきだと思っています。

ただ、今の広告代理店が、ヒットするかどうかわからない得意先に先行投資する余裕がなくなっているのも事実です。旧来のビジネスモデルでは儲からなくなっているのです。

広報PRの重要性に気付く!

そんな時出会ったのが、広報PRです。世の中のためになる商品がテレビや新聞で取り上げられれば、広告費ゼロで売上を上げることが可能です。そして本当に世の中のためになる商品であれば、マスコミに取り上げられる確率は高いです。

しかし、広告代理店では、マスコミPR(広報)=「儲からない割に手間ヒマのかかる余計なサービス」という位置づけなので、特に中小企業のマスコミPRに注力することはできませんでした。

 その後、中小の食品メーカーに転職し、実際に広報PRの担当になった時、実は大変困りました。
広告代理店で広報PRといえば、PR会社に丸投げすることでしたので、広報PRの実務経験も、ノウハウも、マスコミの人脈も、おまけに予算も、前任者からの引継ぎも全くなかったのです。

プレスリリース制作で悪戦苦闘を繰り返す

 そこからが大変でした。当時は参考にできる本も少なく、ネットの情報もとても手の届かない料金を取るPR会社の情報ばかり。途方に暮れました。

まずは見よう見まねでプレスリリースを書くところから始め、恐る恐る新聞社やテレビ局、雑誌社に電話しては冷たく門前払いされ、やむなくアポ無し突撃訪問しては1分で慇懃無礼に追い返され、しつこく食らいついては「記事は広告じゃない、取り上げてほしいなら広告出せば?」と記者さんから静かな罵声と叱責を浴びせられされる日々が続きました。

そのうち、あらゆる人脈を辿って「神戸広報のドン」と言われる方に教えを乞い、親切にPR広報のイロハから教えていただき、日々現場で実践、失敗、また実践を繰り返しました。

今思えば、この時現場で体で覚えたことが全部自分の血となり肉となったと思います。

そして、読売新聞神戸総局から1本の取材依頼電話がかかってきた時の喜び!思えば、今でもこの瞬間=自分が世の中の役に立つと確信している商品をマスコミの方にわかっていただけた瞬間の喜びのために、この仕事をやっているんだなあと思います!

良い商品を世の中に出すために事務所を設立!

その喜びが高じて、他にもたくさん世に出られず埋もれている良い商品がある!そんな商品を一つでも多く世に出したい、売上を上げたい、そして消費者の役に立ちたい、きっと日本中に私の力がお役に立てるそんな商品があるはずだと思い、事務所を立ち上げるに至りました。

「商品はいいと思うので、何とかテレビや新聞に出たい、でもどうすればいいいのかわからない、広告費もマスコミ人脈もない、経験も全くない」という方、あなたの気持ちはとっても良くわかります。

5年前の私がそうでした。何をどうやればいいのかわからない、プレスリリースなんて書いたこともない、テレビ局も新聞社も遠い別世界、とてもその中に入っていけるとは思えない・・・・・

全力で貴社をサポートします

 でも大丈夫です。私もがむしゃらに失敗ばかりしながら、何とか今ではマスコミに取り上げていただけるようになり、電話1本、メール1本で連絡できるテレビのディレクター、新聞記者、雑誌編集者も少しずつ増えてきました。あなたも必ずできるようになります!

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