広告宣伝費ゼロでマスコミに載る広報マーケティングの方法9 マスコミに掲載されるネタの創り方③

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広告宣伝費ゼロでマスコミに載る広報マーケティングの方法

9 マスコミに掲載されるネタの創り方③

前項でネタの見つけ方をいろいろ考えてきたけどもうネタ切れ、もう出ないという場合は、ネタを創りましょう。なければ創っちゃえばいいんです。と言っても、ありもしないことをでっち上げるのではありません。いろいろなアイデアを生み出していくのです。

具体的な例を挙げます。
1新商品・新サービス・新事業・新店舗
2イベント・キャンペーン
3募集もの(コンテスト・コンクール)
4ギネスに挑戦
5記念日作戦
6アンケート調査
7ランキング
8工場見学会
9セミナー・講演会
10社会貢献

それぞれについて解説していきます。

1新商品・新サービス・新事業・新店舗
2イベント・キャンペーン
本業ど真ん中でネタを創る、これが基本です。ただ、業種業態によってはそんなに簡単に新商品や新サービスはできません。イベントやキャンペーンも大掛かりなものになるとかなりの準備期間が必要です。でも、すぐにできなくても、企業成長の原動力になりますので、ぜひ継続的に取り組んでください。

3募集もの(コンテスト・コンクール
キャンペーンの一種ですが、比較的取り組みやすいかもしれません。有名な例で言えば、「今年の漢字」とか「流行語大賞」、「サラリーマン川柳」などがすぐ思い浮かびます。これらはすべて企業のキャンペーンです。

これほど大掛かりでなくても、地方の中小企業でもこの手のコンテスト・コンクールをいろいろ実施しています。地域密着型企業であれば全国キャンペーンにしなくても地域限定で実施してもよいと思います。届けたいターゲットに伝わればいいわけですから。

先日もある痔薬のメーカーの「スッキリ川柳コンテスト」が地元の新聞に載っていました。ほとんど地元でしか話題になっていないと思いますが、それでもマスコミに載り一定の効果があっただろうと思います。

4ギネスに挑戦
ギネスに挑戦するなんて考えたことも無かっただろうと思いますが、実は誰でも挑戦できます。個人申請であれば(時間はかかりますが)無料で申請から認定まで行うことも可能です。法人申請は「ギネスワールドレコーズジャパン株式会社」にコンサルティングフィー、公式認定員を呼ぶ場合はその費用なども含め、350万円くらいかかる場合もあるそうです。個人で申請した方がお得ですね。

5記念日作戦
これも皆さん驚かれますが、「○○の日」といった記念日も誰でも申請・登録することができます。「11月22日はいい夫婦の日」などが有名ですね。日本記念日協会に申請して審査の結果、合格すれば記念日として登録されます。登録料は1件15万円です。このくらいの金額なら広告費だと考えてやってみてはいかがでしょうか?
私の知人も失語症という病気の啓蒙のため、4月25日を「失語症の日」として登録し、狙い通り新聞に取り上げられました。

6アンケート調査
少々費用はかかりますが、ご自身の本業に関係のあるテーマでマスコミが興味持ちそうな調査を実施して、それをプレスリリースするという手法もあります。
私の広報仲間もその手法でコロナ関連の調査を実施して全国の新聞・テレビで取り上げられました。コロナにからめればマスコミが飛びついてくる可能性は高いです。

7ランキング
マスコミはランキングが大好きです。毎週SNSの話題ランキングが放送されています。映画や音楽、書籍のランキングも毎週発表されています。あなたの会社も何かのランキングを作成できませんか?あるいは何かのランキングを目指しませんか?

作成する方では、オリコンのランキングが最も有名だと思いますが、その他にも毎年マイナビから発表される「就職人気度ランキング」などがあります。目指す方では、アリさんマークの引越社のように、顧客満足度業界NO1を目指してはいかがでしょうか?
  
8工場見学会
製造業の方は、近年一種のブームとなっている工場見学会はいかがでしょうか?親子で招待してあなたの会社のファンをつくりませんか?子どもたちが工場見学会をキッカケに将来入社してくれるかもしれません。
顧客に見せるだけでは単なるビジネスですからマスコミも取り上げてくれません。でも、子どもたちも対象にした「開かれた工場見学会」にして、来場者に何か粗品でもプレゼントすればマスコミ受けすると思います。

9セミナー・講演会
製造業でなくても、専門的な知識をわかりやすく伝えるセミナーや講演会はいかがでしょう?少なくとも業界紙・専門紙には掲載されますよ。そこから商談に発展することも十分考えられます。

10社会貢献
ささやかな社会貢献、恥ずかしがらずにプレスリリースしてみましょう。自慢ではなく淡々と報告すればよいと思います。そして(ここがポイントですが)できる範囲で支援することにして、今後サポートが欲しい企業や個人を募りましょう。そうすれば、マスコミも取り上げてくれます。無理のない範囲でやればよいと思います。できるだけ世の中の役に立ちたいという姿勢が大切です。

次回に続けます。

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