広告宣伝費ゼロでマスコミに載る広報マーケティングの方法 37 取材をしゃぶりつくせ

広告宣伝費ゼロでマスコミに載る広報マーケティングの方法
37 取材をしゃぶりつくせ

マスコミに掲載されたら、「載った載った」と言って喜んでいる場合ではありません。すぐさまその事実をフル活用しましょう。
できれば著作物の使用許可を得て、掲載紙誌や放送映像を掲載しましょう。

もし使用許可が得られない場合は、文章だけでもいいのでマスコミに掲載されたことを報告しましょう。
取材時に記者さんの許可を得て、インタビューや取材をしている風景を撮影し、その取材風景を掲載するというテクニックもあります。これなら著作権にはひっかかりません。

・ホームページ掲載
・メルマガで報告
・ブログで報告
・フェイスブックページで報告
・ツイッターで報告
・インスタグラムに掲載
・YouTubeで発表
・LINE公式アカウントで報告
・社内報で報告
・販促チラシやパンフレットに掲載
・顧客向け企画書や提案書に掲載
・セミナーや講演会で紹介

著作権にだけは気をつけて、「マスコミ掲載」を活用しまくりましょう。(「二次利用」と言います)

ホームページに掲載するときは、トップページの「お知らせ」コーナーに掲載しましょう。あなたが思っている以上に「マスコミ掲載」の威力は抜群です。特に新規顧客、新規取引先など貴社をよく知らない関係先の社会的信頼を一気に獲得することができます。それだけで新規受注獲得への第一段階をクリアできます。「マスコミ掲載」を使い倒さない手はありません。

ホームページの中には「メディア掲載実績」のページを作っておきましょう。マスコミ関係者が一覧できるようにしておくのです。マスコミ関係者は疑り深いです。変な会社とは関わり合いになりたくないのです。万一詐欺まがいの商売をしているような会社を掲載してしまったら、マスコミとして報道責任を問われます。そんなリスクは絶対冒したくないので、既にマスコミに掲載されている社会的に信頼できる会社とつきあいたいのです。

マスコミは必ずこのページをチェックしています。そして面白いと思ったら電話してくるのです。こうしていわゆる「報道連鎖」が生まれていきます。マスコミに取り上げられる会社は何度も取り上げられるようになり、一度も取り上げられない会社はなかなか取り上げられることはありません。実際、マスコミをチェックしてみてください。中小企業でも取材される会社は新しいトピックスが出る度に何度でも掲載されています。マスコミも忙しいので新たに中小企業の小ネタをいちいち発掘しているヒマはないのです。マスコミに取材される会社は二極化していきます。同じような商品サービスを出していても、マスコミへの仕掛け方がうまい会社はマスコミ常連となり、下手な会社はいつまで経っても無名のままです。3年経ち5年経つとその差は業績にも反映してきます。あなたは必ず「勝ち組」に入ってくださいね。

ホームページといえば、忘れてはいけないのが「プレスリリース」のページです。マスコミに掲載されなかったプレスリリースも含め、必ずすべて掲載しておいてください。マスコミに掲載されなかったといって、すべてがニュースバリューの無いネタだったとは限りません。たまたまそのとき大事件や大災害が起こったのかもしれません。大イベントや総選挙の期間だったのかもしれません。ネタはいろいろな理由でボツになります。逆に言うとネタはいろいろな理由で採用になります。そのときたまたま大したネタが無ければ、ふだんならボツになるプレスリリースが採用になることもあります。過去のプレスリリースを見て記者さんが現在追いかけているテーマに合うと思って電話してくることもあります。ですから過去に採用されなかったネタも含めて必ず「プレスリリース」のページに掲載しておいてください。

先日も「日の出医療福祉グループ」の「キッザニア甲子園に介護のパビリオン出展」という半年以上前のプレスリリースを見てニュースサイト2社から取材依頼がありました。ニュースバリューがある割にはマスコミ掲載が少なかったので不思議に思っていましたが、ほっと一安心しました。このように半年経ってから取材依頼が来ることも少なくありませんので、ぜひあきらめずプレスリリースぺージに掲載しておきましょう。

販促チラシやパンフレット、顧客向け企画書や提案書にもぜひ掲載してください。(しつこいですが著作権をクリアした上で)「合食」という食品メーカー時代営業に依頼され、「〇月〇日のテレビ番組で当社商品が放送されます。お客様が殺到することが予想されますので、至急ご発注ください」という簡単なチラシを印刷が間に合わないのでパワーポイントを印刷して作ったことがあります。競合他社がやっていたのをそのままパクりました。中小企業はフットワークが大切です。大企業とまともに戦って勝てるわけがありませんから、常にゲリラ作戦が大事です。ホームランが打てなくても手堅くスクイズで一点もぎ取って勝つ野球を見習いましょう。

次回に続けます。

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