広告宣伝費ゼロでマスコミに載る広報マーケティングの方法
22 お手紙プレスリリース(中島流)
PRコンサルタントの坂本宗之祐先生の「お手紙プレスリリース」を独自にアレンジした
「中島流・お手紙プレスリリース」の作成方法をお伝えします。
構成は以下の通りです。
①タイトル
②ご挨拶・簡単な自己紹介
③マスコミの報道活動、その記者さんの報道活動に対する感謝
④現状
⑤志・想い(ドラマを引き出す質問②)
⑥動機・キッカケ(同右質問①)
⑦失敗・克服(同右質問③)
⑧成功・要因(同右質問④)
⑨理想・ビジョン(同右質問⑤)
➉結語
⑪問合せ連絡先
※ドラマを引き出す5つの質問
➊(動機、キッカケ、出会い)
あなたはなぜそれをするようになったのか?どんな出会いがあったのか?
➋(志、想い、原点)
あなたは今どんな志・想いで、それをやっているのか?あなたの原点は何か
➌(失敗、障害、敵、克服)
あなたが失敗したことは何かどう克服したのか?どんな障害があったのか?どんな敵が出てきたのか?
➍(成功、武器、味方、勝利)
あなたが成功したことは何か?なぜ成功したのか?どんな武器があったのか?どんな味方がいたのか?
➎(理想、ビジョン、あるべき姿)
あなたはその活動で、どんな世の中を実現したいのか?あなたの理想・夢・ビジョンは何か?
各項目ごとに解説します。
①タイトル
通常のプレスリリースのタイトルと基本的には同じです。が、あくまであなた個人から記者個人へのお手紙ですので、通常の場合以上に宣伝臭を消してください。初めて個人的にお手紙を出す相手にいきなり売り込みをする人はいません。そんなことをしたら今後二度と相手にされなくなるからです。これからも末永くお付き合いしていくつもりで、礼を尽くして書きましょう。
②ご挨拶・簡単な自己紹介
通常のお手紙のように書き始めます。ふつうは「初めまして、✕✕に住んでいる、○○の仕事をしている者です」から始まるでしょう。
③マスコミの報道活動、その記者さんの報道活動に対する感謝
第3章でご紹介する方法でプレスリリースを送る記者さんを特定して送りますので、その記者さんの記事に対する感想や感謝をまじえて書きましょう。記者さんに語りかけるつもりで文章を綴ってください。
④現状
自分がその活動を通じて解決したい社会的課題、あるべき姿とのギャップ、
⑤志、想い、原点(ドラマ質問②)
あなたはなぜそれをやるのか?
⑥動機、キッカケ、出会い(同質問①)
あなたはなぜそれをやるようになったのか?
⑦失敗、障害、敵、克服(同質問③)
どんな障害、困難、敵があり、どんな苦労、失敗、挫折を経て、どう克服したのか
⑧成功、武器、味方、要因(同質問④)
どんな武器、味方を得て、どんな成功、勝利を掴んだのか
⑨理想、ビジョン、あるべき姿(同質問⑤)
あなたはそれを通じてどんな世の中を実現しようとしているのか?
以上、⑤~⑨は「ドラマを引き出す質問①~⑤」の答えをもとに、個人的な手紙文にアレンジします。
➉結語
「報道のお力でこの活動をお伝えください」と依頼します。
⑪問合せ連絡先
自身の携帯電話番号、固定電話番号、メールアドレス、FAX番号、住所・氏名を簡潔に記します。
お手紙プレスリリースに限りませんが、宣伝チラシをそのままプレスリリースに添付するのは厳禁です。プレスリリースは情報提供であって広告ではありません。商品概要やイベント概要を伝えたいなら、横着せずにプレスリリースの中に書き込んでください。
次回に続けます。
よろしければ、お得な情報や特典をお届けしているLINE公式アカウントにご登録ください。
お手続きは、下記ボタンからお願いいたします。
この記事へのコメントはありません。