2024年5月17日の読売新聞、5月25日の朝日新聞に、がんのつらさや痛みをやわらげるマシュマロタッチの「アイグレー合同会社」が取り上げられました。
アイグレー合同会社のホームページはこちらです。
https://aegle-llc.com/
取り上げられたのは、2024年4月17日に、看護師にタッチング※を教えるスクール事業のアイグレー合同会社(兵庫県尼崎市、代表:前川 知子 ⦅まえかわ ともこ⦆ )が発売した新刊書籍「イラストでわかる!がんのつらさや痛みをやわらげる家族ができる12の方法』です。
※タッチング:看護技術の一つで、手を握る、背中をさするなど、肌の触れ合いを通じて、患者の緊張の緩和、
不安や疼痛を軽減し、安心感を与える非言語的コミュニケーションの方法。
2人に1人が、がんになる時代。がんは、日本人の死亡原因の第1位、年間約100万人が、がんと診断され、約38万人※1が、がんで亡くなっています。また、がん対策基本法では「がんとの共生」が分野別目標※2として掲げられ、在宅で働きながら、がん治療をする方も増えています。
家族が、がんになったとき、がん患者のご家族は大切な家族に「何もできない無力感」を抱え、第二患者※3とも呼ばれています。当社のタッチング講座には、余命宣告されたがん患者さんの ご家族が「余命3ヶ月の家族に何かしたい、自分の住む場所で講座はないのか」と切実な電話が掛かってきます。オンライン講座には、北海道や九州など遠方から受講される方もおられます。
※1 公益財団法人 がん研究振興財団 がんの統計2023
※2 厚生労働省「がん対策推進基本計画」の変更について
※3 がん情報サービス「家族ががんになったとき」
自身もがん患者家族だった著者は、講座を受講できないがん患者家族のために、大切な家族ががんになったとき、「何もできないのではなく、出来ることがある!」ことを伝えたいと思い、本書を出版しました。
本書は、大阪国際がんセンター乳腺・内分泌外科主任 中山貴寛先生が監修しています。
《本書の帯に寄せられた中山先生の推薦文》
がん治療に携わる医師として日々医療の限界を感じています。マシュマロ・タッチは医療の代わりになるものではありませんが、患者さんの様々な苦痛を少しでもやわらげてあげられる一つの手技だと思います。